日本の住宅はまもなく供給過多に陥ることが予測されています。それは、日本の人口減少がとどまるところを知らないためなのです。日本は空前の少子化でその出生率は80万人を切りそうな勢いです。そこで高度成長期にたくさん建てられたマンションや団地などが余ってしまうことが懸念されています。
こうした住まいに人々の入居を募るには、解体し建て直しや修繕してリノベーションし治すしか方法がありません。しかしすぐに解体建て直し、解体リフォームとはいかないのです。それは高度成長期前後には人体に危険な建材などがたくさん使われており、何も調査や検査をせずにいきなり解体してしまっては危険極まりないと言われています。リフォームや解体の際にはかならずアスベスト検査しなければいけないことが法律で定められているのです。
アスベストは石綿成分であり、解体と共に簡単に人の肺に入り込んでしまい、中皮腫や肺がんをもたらすと言われています。アスベスト検査とは非常に時間を要し複雑で難しく、手間暇がかアＫる者だと思っている人も少なくありません。かつては現地でＸ線を用いた検査が主流でしたが、今は建物の一部を検体として採取し郵送で贈るだけで精度の高い調査を実施してくれます。偏光顕微鏡を使っての訂正や定量調査を実施します。
そして第五営業日までに調査結果が郵送されるのです。この報告書も非常に信頼性が高く、そのまま労働基準監督署に提出できるようになってます。